カスハラ?
2022年11月14日
セクハラやパワハラ、モラハラ、マタハラなど、
最近いろいろなハラスメントをよく耳にしますが、
先日、大手ゲームメーカーの任天堂が
顧客から従業員への理不尽な要求を指す「カスタマーハラスメント」
があった場合には修理サービスを行わない、という規程を作成したそうです。
「お客様は神様」なんて言葉もあるくらい、
特に日本ではお客様の立場に優位性がありますが、
こうした大企業が従業員保護の姿勢を示すことで
カスハラ被害が社会的に認知され、他の企業にも影響がある、
と専門家などからも評価されてるそうです。
カスハラは、パワハラやセクハラと異なり、法律による規制が存在しないそうで、
厚生労働省が対策マニュアルを作成したものの、現時点で強制力はないそうです。
特に、顧客対応の比重が大きいサービス業界では
このカスハラに取り組む大企業が増えてきてるそうですが、
任天堂の今回の取組みはたしかに、社会的認知度という点で
今後、多くの会社に広がっていくかもしれません。
弊社の会計事務所業界も業種区分としてはサービス業に区分されますが、
今思えば、カスハラかな? ということもあったかもしれません。