映画雑感 vol.72
2022年11月18日
前回の映画雑感ではシルベスター・スタローンの「刑務所モノ」
を取り上げましたが、
今回は王道のランボーを取り上げましょう。
スタローンのもう一つの代表作のロッキーももちろん面白い映画ですけど、
本物のボクシングの試合を見る人たちにとっては
ロッキーのボクシングシーンって、見てられなくないですか?
リアルさが無くて・・・
というわけで、私は断然ランボー派ですけど、
(じゃあランボーがリアルかというと、これもまあ・・・)
現在までにシリーズ5作の映画が作られてる中、
面白いのは最初の3作ですかね。
その中でも1982年に公開された第1作は一番面白かったと思います。
ベトナム戦争帰還兵のランボー(スタローン)が、
流れ着いた街で警察から理不尽な扱いを受け、
怒りを爆発させて理不尽な警察官たちに反撃する、という話ですが、
スタローンはこういう、さんざん虐げられた後に反撃する
という役柄が本当に似合う(笑)
2作目と3作目ももちろん面白い映画でしたが、この1作目がやはり一番ですね。
それに比べると、
3作目から20年後に制作・公開された4作目と(1作目から3作目までは3年ごと)
4作目からさらに10年後に制作された5作目は
言ってはなんですけど、ヒドイ映画でした・・・
ランボーって、いつからスプラッター・ムービー(※)になったんだっけ?
というぐらいの血しぶきで、
その手の映画が苦手な私にはとてもみてられない映画でした・・・
ランボーを観たことないという人は少ないと思いますが、
1~3作目はおすすめで、特に1作目は面白いですよ。
(※)生々しい殺害シーンや派手な血しぶきが飛び散るホラー映画の一種