毎日楽しく!ブログ版

映画雑感 vol.78

2023年03月03日

先日、かなり遅ればせながら録画してあった「バットマン」の劇場最新作をようやく観ました。昨年公開された「ザ・バットマン」です。

バットマンはアメコミ(アメリカの漫画作品群)ヒーローものの中ではちょっと異色で、スーパーマンやスパイダーマンなどと違ってとにかく暗い・・・ そして作り方によってはファンタジー要素(宇宙人やら現実離れした超能力やら)をほとんど無くしてかなりリアルな設定にすることができる物語です。そのせいかアメリカでは大人にとってもかなり人気があるそうで、過去、バットマンの劇場作品に登場した俳優さんをみても、ジャック・ニコルソン(!)、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、ニコール・キッドマン、ジム・キャリー、ジョージ・クルーニー、アーノルド・シュワルツェネッガー(!)、ケン・ワタナベ(渡辺謙)などなど、ハリウッドを代表する錚々たる俳優さんたちが出演していて、俳優さんたちにも人気のある作品なのがわかります。私もアメコミ・ヒーローものの映画はほとんど観ませんが、このバットマン・シリーズだけは観てます。

で、これまでたくさんの劇場作品が公開されてきたバットマン・シリーズですが、大きく分けて第1期、第2期、第3期に分けることができます。第1期は「バットマン」、「バットマン・リターンズ」、「バットマン・フォーエヴァー」、「バットマン&ロビン・Mrフリーズの逆襲」の4作品です。1989年に公開された第1期の1作目となる「バットマン」はすごいヒット作になり、プリンス(途中何度か改名しましたが・・・)による音楽も大ヒットしましたね(プリンス好きだった私も映画BGMのCD持ってます)。ただこの第1期の作品たちは割とファンタジー要素が強い映画で、2作目、3作目と続くにつれて少しづつマンネリ化していって、なんとなく尻すぼみになっていった感がありました。

そんな流れを変えたのが第2期の作品群で、いわゆる「ダークナイト・トリロジー」と言われている3作品です。

(つづく)

一覧に戻る