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数十年に一度の

2023年03月20日

野球のWBCの影でひそかに盛り上がってるのが将棋の藤井聡太さんです(ひそかでもないか)。棋王というタイトルをかけて渡辺明さんに挑戦していた藤井さんですが、昨日勝って3勝1敗とし、みごと棋王のタイトルを奪取しました。これで藤井さんは現在の将棋界で8つ存在するタイトルのうち6つを保持することになり、これは1994年に羽生善治さんが達成したのに続く史上2人目の記録だそうで、おまけに、羽生さんがこれを達成した時の24歳2か月という年齢を大幅に下回る20歳8か月での達成となったそうです。

以前のブログでも書いたことがあったかもしれませんが、私とほぼ同年代の羽生さんが将棋界を席巻していた当時、20歳そこそこの羽生というとんでもない将棋の天才がいる、と、将棋界以外のところでも話題になってまして、私は今でも「羽生」という名字をみると、「はにゅう」(スケートの)ではなく「はぶ」と読んでしまうんですが、藤井さんはひょっとすると羽生さんを上回る天才なのかもしれません。

来月には名人のタイトルをかけて、これを保持する今回と同じく渡辺さんに挑戦するらしいんですが、これまでの藤井さんVS渡辺さんの戦績をみると藤井さんが優位かもしれず、そうなるとこれまた過去に羽生さんしか成し遂げてない7冠達成ということになるかもしれません。将棋の世界では数十年に一度、こうした天才が現れるんですねー。

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