歳をとってわかる面白さ

2023年04月05日

3月31日、40年以上続いた深夜の番組「タモリ倶楽部」が最終回をむかえたそうです。番組名のとおりMCはタモリさんで、いろいろな企画をユルーい感じで進行していくなんとも味があって私もわりと好きな番組でしたが、いかんせん、若い時から夜遅くまで起きてるのが苦手な私は、たまたま起きてたときには観るという程度でした。

中でも有名な企画は、以前このブログでも紹介したことがある「空耳アワー」という企画で、主に外国語の歌詞がその意味とは全然違う日本語に聞こえる歌を紹介するコーナーで、あのユーミンもこのコーナーのファンというのは有名な話です。

タモリさんの番組といえば、全国各地をブラブラめぐってその街の歴史や人々の暮らしにせまるNHKの「ブラタモリ」という番組も有名ですが、こちらも年内に放送終了というウワサがあるようです。ただそれはタモリ倶楽部と同様、視聴率が良くないという理由ではなさそうです。

というのも、タモリさんももう77歳という高齢になり、最近のブラタモリは日帰りロケで済ませられる関東圏がメインになってることからもわかるように、体力面から全国各地をめぐることが厳しくなってきたことも原因のひとつのようです。

私が若かったころ、タモリさん、さんまさん、たけしさんがお笑いビッグ３なんて言われた時代がありましたが、その中でも、タモリさんの面白さというのが若い私にはよくわかりませんでした。が、自分も歳をとってきたせいでしょうか、最近はタモリさんのユルさがなんとも心地よくなってきたというのは不思議なものです。

タモリさんは「一番の趣味は妻」と公言するぐらいの愛妻家だそうですが、奥様と過ごす時間を増やしたいということもあるのかもしれませんね。

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