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映画雑感 vol.80

2023年04月07日

今回はこれまたシリーズものの「マッド・マックス」を取り上げましょう。

凶悪な暴走族に家族を殺された主人公の警察官マックス(メル・ギブソン)が復習を遂げるまでの物語が1979年に公開された1作目、世界大戦によって文明が滅びた後、暴力が支配する世界で生き残った人間たちが石油をめぐる争いを繰り広げる物語が1981年に公開された2作目です。もちろん、2作目の主人公も同じくマックス(メル・ギブソン)です。

1作目が好評だったから2作目が作られたんでしょうけど、マッド・マックスの人気を決定的にしたのはこの2作目でしょうね。1980年代の日本で一世を風靡した「北斗の拳」という漫画が、このマッド・マックス(の2作目)とカンフーで有名なブルース・リーを組み合わせた設定だというのは有名な話です。個人的にも全4作あるシリーズの中ではこの2作目が一番面白いと思います。

1985年公開の3作目と2015年公開の4作目も基本的にはこの「世界大戦によって文明が滅びた後」という設定を引き継いでましたが、3作目はソウル歌手の大御所ティナ・ターナーの出演が話題となり、3作目から30年後の製作となった4作目は主人公のマックスを演じる俳優さんがメル・ギブソンからトム・ハーディに変わり、アカデミー賞で美術賞など6つの賞を受賞する玄人好みの映画となりました(実際、3作目よりはかなり面白かったです)。

地上波テレビで何度も放送されてますし、観た方も多いと思いますけど、おすすめの映画です。

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