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街とその不確かな壁

2023年04月13日

村上春樹さんの最新長編作が今日発売されるそうですが、そのタイトルが今日のブログの表題です。村上春樹さんのファンは多く、発売初日の深夜未明から本屋さんの前に並んだり、毎年恒例の、ノーベル文学賞発表の際には仲間と集って村上さんが受賞する瞬間を見届けようとするコアなファンの人たちがテレビで報道されたりしてます。

私はたぶんライトなファンで、発売初日の深夜に並んだりしませんし、ノーベル賞受賞を心待ちにもしてませんし、また、すべての作品を読んでるわけでもありませんが、村上さんの長編小説はほとんど読んでるので、今回の最新作ももちろん読むつもりです。なんでも、40年以上前に文芸誌に発表したほぼ同名の「街と、その不確かな壁」(違いは「、」の有無ですね・・)をベースに、当時は書籍化しなかったこの作品を、「書きたいものが書けるだけの力がつき、書き直すべき時期がきた」(村上さんご本人のコメント)ということで3年かけて書き上げたものだそうです。

村上さんの特に長編作品は、作品の雰囲気的にも旅行の際に読むのがぴったりなものが多いんですが(あくまで私個人の感想ですけど)、最初に発売される重くて大きな書籍が持ち運びに不便なので、できれば最初から文庫本が欲しいなといつも思ってます。が、それを待ってたら何年も先になってしまいますから、今回もまずは重くて大きいのを買おうと思います。で、何年か後、作品の内容がうろ覚えになったころに発売される文庫本をまた買って旅行に持っていくというパターン(出版社の思うつぼのパターン)に今回もたぶんなるんだろうな・・・

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