映画雑感　vol.82

2023年05月12日

前回までシリーズものの映画をご紹介してきましたが、今回もまたシリーズものを取り上げましょう。シリーズものって結局、面白い映画だったから続編が作られるわけですしね。今回取り上げるのは1作目が2002年に公開された「トランスポーター」という映画です。

「契約厳守」、「依頼人の名前は聞かない」、「依頼品を開けない」という3つのルールを自らに課し、車に積める荷物ならどんなものでも時間厳守で目的地まで運ぶドライバーが主人公の映画ですが、もちろん、普通の荷物なら郵便や宅配便でいいわけですから、このドライバーに依頼される「荷物」は普通のものではありません。そういうわけで主人公はいろいろなトラブルに巻き込まれますが、軍の特殊部隊にいた経験を活かして武器などを使わず格闘術だけで悪いやつをバッタバッタとやっつけます。その主人公を演じるのはジェイソン・ステイサムというイギリスの俳優さんで、この映画がハリウッドでの出世作となりました。

続く2作目と3作目もそれぞれ前作の続編という形でジェイソン・ステイサムが主人公を演じましたが、2015年に公開された最新作の4作目からは主人公の俳優さんが変わりまして、3作目の続編ではなくリブート版（以前の作品に新しい解釈やコンセプトを入れて作り直したもの）という扱いになりました。

4作目も面白い映画ではありましたが、やはり、シリーズ化されるきっかになった1～3作目、特に1作目と2作目がおすすめですかね。

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