病院に行けなくなるかも?
2023年05月30日
今朝の新聞に、例の少子化対策の財源として、75歳以上の医療費窓口負担を原則2割に引き上げる?、という記事が出てました。もちろんまだ決まったわけではなく、そういう議論も行われてるということです。
別の雑誌で読んだ記事ですが、国内に約1,400ある健康保険組合のおよそ8割が現在は赤字なんだそうですが、その理由はもちろん、医療費の増大です。高齢者が増えてますから、だまっていても医療費は増えるわけですが、一方で健康保険料を負担する人たち(働いてる人たち)は逆に減ってますから、そりゃ、健康保険の収支は悪くなる一方ですよね・・・。
病院などにかかっても本人負担は1割~3割で済む上に、高額の医療費については別途国が負担してくれるという日本が世界に誇る国民皆保険制度は、人口が増えてる局面ではうまく機能してきましたが、現在のように少子高齢化で人口が減少していく局面でうまく機能しないことは考えれば誰でもわかることですけど、この先いったいどうするんでしょう? 還暦がみえてきた私の世代でも将来が不安なのに、私たちの子供や孫の世代の日本は本当に大丈夫なのかな・・・(という根本的な不安が無くならないと少子化問題は解決しないんでしょうけどね)