路線価が発表されました
2023年07月04日
2023年分の路線価が発表されました。全国平均は前年比でプラス1.5%上昇したそうで、コロナ禍明けの経済回復が路線価にもあらわれてるようです。
「路線価」は主要道路に接する土地の1平方メートルあたりの価格を表すもので、毎年1月1日時点の評価額がこの時期に国税庁から発表されます。相続税や贈与税を計算する際、土地の評価はこの路線価にもとづいて計算されますから、路線価が上がったということは、相続税や贈与税も上がっちゃうということです。
ちなみに、土地はよく「一物三価」と言われ、同じ土地でも3つの異なる評価額があります。ひとつは上記の路線価、それと土地を売買する際の目安となる公示地価、そして固定資産税評価額です。ただ、これら公的な評価額とは別に、実際の売買で使われている実勢価格なども入れると「四価」や「五価」と言われることもあるようです。またこれらの評価額の関係ですが、路線価は公示地価の約8割、固定資産税評価額は公示地価の約7割ぐらいの評価額と言われてます。
土地を持ってる人にとって含み益が増えるのはありがたい反面、相続税や贈与税、固定資産税が増えちゃうのは頭の痛い問題ですよね。
さて、今日の午後から金曜日までお休みをいただいてます。そこでこのブログもお休みをいただきまして、週明け10日(月)から再開したいと思います。