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これはなかなか難しい

2023年07月12日

戸籍上は男性だけど女性として生活する性同一性障害の50代の経済産業省職員が、庁舎内の女性トイレの使用を不当に制限されたとして、国に対してその制限の撤廃を求めて行った訴訟の判決が昨日、最高裁から出されたそうです。結果は国側の敗訴、すなわち、このLGBTの男性は職場からの制限なく女性トイレを使えるようになるし、この扱いは今後広く世の中に広がっていくということです。

もちろん、LGBTの方々の権利を守ってあげることは大切なことだと思いますが、いくら女性の身なりをして中身も女性(という医師の診断を受けてる)としても、男性が女性トイレを使えるとなると、女性のみなさんはどう思うんでしょうね? そしてこれは海外でも問題になってることですが、本当は根っからの男性なのに、いかがわしい目的のために女装をするなどLGBTのフリをして女性トイレに入ろうとする人をどうやって防ぐんでしょうね? って考えると、これはなかなか難しい問題ですよね。

なお、問題になっていたこの経産省の50代男性が受けていた「制限」というのも、勤務しているフロアの女性トイレを使わせてもらえなかったというもので、そこから2フロア以上離れた女性トイレについては使えてたそうですから、女性トイレの使用そのものは認められてたようです。この方は「中身」が本当に女性だったようですからそこは問題じゃなかったのかもしれませんけど、ただ、戸籍上も女性のみなさんは、今後怖くて公共トイレを使えない、なんてことにならないんですかね?

 

 

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