楽天は苦戦してるんですね

2023年08月01日

2017年に携帯電話事業への参入を表明してから6年、楽天グループの苦戦が続いてるそうです。グループ全体の損益はなんと4期連続赤字で、グループの稼ぎ頭であるカード、証券、銀行、保険会社の利益をすべてモバイル事業（携帯）が食いつぶしている構図になっているんだそうです。

ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社に対抗して安売りを全面に打ち出して携帯電話事業に参入した楽天ですが、携帯電話事業は黒字化の見通しが立たないどころか、グループ全体を危機に陥れるほどの重荷になってしまってるようです。今後5年間で1兆円を超える負債の返済も始まるため、グループ会社を切り売りしてキャッシュを確保するグループ解体の危機もせまってるそうですが、こうした楽天の危機は実は楽天の携帯電話ユーザーだけに関係するものではありません。楽天の値下げに対抗して一時は値下げを実施した携帯電話大手3社も、こうした楽天の危機を見透かして、最近の料金改定ではまた値上げの兆候が見られるようになってきたんだそうです。携帯電話各社にプレッシャーをかけて値下げを強行させた自民党の菅前総理も変わっちゃいましたしね。

携帯電話事業への参入が地獄の始まり、なんて書かれ方もしてましたが、はたして楽天は今後どうなりますか。

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