復帰しました
2023年09月05日
白内障の手術が無事終わりまして、仕事に復帰しました。ただまだ長時間パソコンをみてると目が疲れるので、リハビリ期間は必要かもしれません。
白内障の治療(手術)って、基本的には白く濁った生まれながらに持ってる眼内レンズを砕いて取り出し、人工のレンズをその代わりに眼内へ入れるという方法によるそうですが、入れる人工レンズは選ぶことができます。大きく分けて2つ、まずは単焦点と多焦点のどちらにするかです。単焦点はその名の通り、特定の距離に焦点を合わせるので、基本的には手術前と視力に大きな変化がありません。すなわち、目が悪かった(視力が悪かった)人はそのまま変わりません(焦点が合うところだけは少し良くなるのかな)。一方の多焦点は2~5か所に焦点を合わせるので、基本的には視力が改善して目がいい人になります。ただ、多焦点レンズは保険がきかず自費になるので高額になってしまいます。
で、私は今回、自分でかけてる生命保険から手術代が出るというので(けっこうな金額)、多焦点にしました。結果、目がいい人になり、メガネもコンタクトも不要になりました。ただまあ、これから1~2か月ぐらいしてからようやく視力が落ち着いてくるらしく、手術から5日経った現在、眼帯を取った瞬間に比べてすでに視力が落ちてる感じがするので、これからどんどん落ちてこないか心配です・・・
なお、多焦点レンズは種類が豊富で、こちらもさらに選ぶことができます。厚労省から認可が出ているものから、日本国内ではまだ認可がおりてないものの性能的にはすごく優れているものなど(こちらはすごく高額・・・)、手術前には少し悩みましたが、結果、認可されてる真ん中ぐらいの性能のレンズにしました。きっと、10年もすればさらに性能のいいレンズが出てきてしまうんでしょうしね(といっても、そのときまた手術をするのはイヤですけど・・・)
私の寿命より長くもつというこの人工レンズは、そういうわけで基本的には一生モノなんですが、白内障の治療で視力が改善するという副次効果があるのは知りませんでした。