八冠誕生
2023年10月12日
昨日行われた将棋の王座戦でタイトル奪取に王手をかけていた藤井さんが勝ち、これで唯一持っていなかった王座のタイトルを獲って史上初の八冠独占という偉業を達成しました。そのとき存在したタイトルをすべて独占したのは1957年の升田幸三名人、1962年の大山康晴名人、1996年の羽生善治九段に続いて4人目だそうですが(以前のブログで羽生さんだけと書いたことがありますが、これは間違いでした。失礼しました・・・)、升田名人は三冠、大山名人は五冠、羽生九段は七冠でしたから、八つのタイトルを独占するのは史上初というわけです。
プロの将棋では、タイトルを一つ穫るだけでもすごいこと、と言われてるそうですが、これを八つも穫るのは本当にすごいことです。ご本人の努力は相当なものでしょうけど、やはりもって生まれた才能は否定できませんよね・・・。そしてこれは羽生さんも言ってたことですが、このタイトルを保持し続けることがさらに大変なようです。七冠を達成した羽生さんはそれを維持できたのは半年もなかったそうですが、現在、別のタイトルの防衛戦を並行して行っている藤井さんははたしてどれぐらいの期間、この八冠を維持していられるか、まだまだ楽しみは続きます。