映画雑感 vol.91
2023年10月20日
前回は「アイアンマン」を取り上げたので、今回は1988年に公開された「ロボコップ」を取り上げましょう。設定からなにからアイアンマンとはまったく違う映画なんですけど私の中ではなんとなく似たような系統なので。
舞台は近未来のアメリカで、マフィアに殺されてしまった警官がロボットの体を持つロボット警官「ロボコップ」として再生し、悪者と闘うというストーリーです。肉体的には一度死んでいるはずの主人公マーフィー(ピーター・ウェラー)は、ロボコップとして再生したあとも時々生前の記憶がよみがえるんですが、そのあたりの描写がなんとも切ない感じで、SF的な部分よりドラマ性の部分で印象に残る映画でした。ただ、バイオレンス描写はところどころ相当なものなので、これから観てみようという方はご注意を。1993年までの間に続編が2つ作られてますが、「ロボコップ2」は割と1作目に近いテイスト、「3」は1作目・2作目に比べると若干パワーダウンした映画かもしれません。2014年にはリメイク版も作られましたが、こちらはあまり印象に残ってませんね・・・(もちろん観ましたけど)・・・
それと、主人公マーフィーの相棒の女性警官をナンシー・アレンという女優さんが演じているんですが、その役名がなんと「アン・ルイス」(笑) 若い人たちはこの(笑)の意味はわかるのかな?