定額減税が行われそうですけど・・・
2023年10月27日
来年6月、所得税と住民税を合わせて国民一人あたり4万円の定額減税がどうやら行われそうになってきました。減税対象にならない住民税の非課税世帯は1世帯あたり7万円を給付するそうですから、世帯によっては10万円の支援策となるようです。
支持率の低迷にあえぐ岸田政権が政権浮揚をねらったもの、という報道がされていますが、歴代政権をみてもこうした減税策が政権浮揚につながった例が実は乏しいんだそうで、実施する前からその効果が疑問視されています。
個人的には、政権浮揚につながるかどうかはよくわかりませんが、景気対策ということも考えているとすれば、こちらはほとんど効果はない気がしています。景気がよくなるかどうかは、個人や会社など、世の中全体がお金を使ってくれるかどうかにかかっていますが、4万円の減税が行われたとしても、いままで以上に支出を増やすところがどれだけあるのかな? という気がしません?
財源の問題はありますが、景気対策としては消費税0%! 少子化対策としては子供1人あたり1,000万円の給付金! なんて極端なことを提案してる人もいますが、そういう極端なことでもしない限り、なかなかこの低迷は抜け出せないかもしれませんね。