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いずれにしても低い

2023年12月28日

先日の新聞に、日本の労働生産性がOECD(経済協力開発機構)加盟の38か国中30位で、先進7か国では最下位となっている、という新聞記事が出てました。日本は長い間20位前後が定位置だったそうですが、比較可能な1970年以降では最低の順位になったとのことです。「労働生産性」の計算式は記載されてませんでしたが、働く人が一定時間内に生み出した付加価値という説明が書かれてました。ちなみに、就業者一人当たりの労働生産性も31位だったそうです。

そしてその翌日の新聞には、日本の国民一人あたりGDP(国内総生産)がOECD加盟の38か国中21位で、今回イタリアに抜かれて先進7か国で最下位となった、という記事も出てました。労働生産性と一人あたりGDPの違いはたぶん、分母の「人」を就業者(働く人)で計算するか(労働生産性)、働いてない人も含めるか(1人あたりGDP)の違いですかね。

ということは、日本より上位の国と比べて日本は働いてない人が少ないのか、はたまた、働いてない人が生み出す付加価値が他国より高いのか(どういうこと?)、2つの指標で順位に差が出た理由はその解説を読んでないのでよくわかりませんが、いずれにしても日本は低いということですね・・・ この指標が高くなっていかないと企業は従業員に対してなかなか高い給与を支払えないということは言えそうですけど。

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