4メートルの隆起って・・・
2024年01月17日
今回の能登の地震の特徴のひとつに、地面が隆起した、という点があるそうです。13年前の東日本大震災では陸地は逆に沈降したそうですから、今回はその逆です。で、その隆起の高さが場所によっては4メートルにもなったんだそうで、しかも、4メートルもの地面の隆起がたった1分程度の間で起きたという衝撃的な事実も知りました。たった1分で地面が4メートルも盛り上がるなんて、パニック映画の類でしか見たことがありませんが、それが今回の能登では現実に起きたことなんだそうです。今回の地震では能登半島のところどころで地面の隆起によって地形が変わってしまってるらしいんですが、こうした地殻変動は3000年から4000年に一度しか起こらないことだそうですから、それに当たってしまった能登の方々の不運といったら・・・
ただ、地震が多い日本ではいつどこで大きな地震があってもおかしくなく、その中でも特に注目されてるエリアが、新潟、福岡や北九州、鹿児島、長野、東北(東日本大震災に関連する大きな余震の恐れ)、そして南海トラフ地震が危惧されている四国から静岡にかけてのエリアなんだとある雑誌でみました。もちろん東京だって首都直下地震の恐れがずいぶん前から言われてますし、北海道だって私が生まれてからだけでも大きな地震が何度もありましたから、安心できる場所なんて無いのかもしれませんが、約30年前の阪神淡路大震災が起きた神戸を中心とするエリアは当面は安心なところかも、とは書いてましたけどね。