住宅ローン控除もいよいよ終わり
2024年01月25日
と書くとびっくりする方も多いかもしれませんが、一定の要件を満たす「認定長期優良住宅」や「認定低炭素住宅」、「エネルギー消費性能向上住宅」といった住宅は今年以降も住宅ローン控除を使えます。が、住宅ローン控除を使えないのはこうした住宅に該当しない一般の(普通の)住宅で、昨年の12月末までに建築確認を受けたものなど以外は住宅ローン控除の対象から外されることになりました。
減税額の増減に影響する住宅ローンの控除率や借入金の限度額などが毎年見直されながらずいぶん長いこと続いてきた住宅ローン控除制度ですが、住宅の種類によってはいよいよ適用にならないものが出てきたわけです。今回2024年の申告(2023年分)からは、住宅ローンで支払う利息と控除制度による減税額との「逆ザヤ」(支払う利息よりも減税額の方が多くなってる)を解消する意味で減税額そのものも減額されてますが、今年の確定申告ではみなさまお気をつけて。