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「もしトラ」の今観ると・・・

2024年02月14日

1988年から1996年まで青年向けの週刊漫画誌で連載されていた、かわぐちかいじさんの「沈黙の艦隊」という漫画を知ってる方は多いでしょうね。累計発行部数が3,200万部という大ヒットを記録し、内容が内容なだけに国会でも話題になるなど社会現象にもなった(そうですよ、ネット情報によると)漫画で、細かい内容は忘れちゃいましたが、当時、私も毎週読んでた記憶があります。で、この「沈黙の艦隊」を実写映画化したものが先週から某有料放送で配信されてます。全8話のうち現時点で6話までが配信されてまして、「なつかしいなー」と思って観てみたらすごく面白いです。主演は大沢たかおさんで、他に江口洋介さんや玉木宏さん、ユースケ・サンタマリアさんなどが出演しています。

ストーリーは、アメリカ製の高性能な原子力潜水艦に乗り組んだ日本の海上自衛隊員たちが潜水艦とともに逃亡し、日本やアメリカを翻弄して重大な決断や選択を迫ることになるというもので、国際政治や核戦争、世界平和とは、といったことについての問題提起がされています。

物語はもちろんフィクションですが、今年の11月に行われるアメリカの大統領選挙で、「もしトラ」(もしもトランプさんがアメリカ大統領に再選したら)によって世界中で起こると予想されてるリスクが現実味を帯びてきた現在、この映画(原作漫画)が提起してる内容はけっこう怖いなと思いました。だって、つい先日もトランプさんは「必要なお金を拠出しないNATO加盟国がロシアに侵略されてもアメリカは守らない」なんて発言をして大問題になってますからね・・・ トランプさんが大統領になったら、アメリカは日本になにかあったときにはたして守ってくれるのか・・・。というか、誰が大統領であってもアメリカは本当に日本を守ってくれるのか・・・

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