大当たりの年でした（その２）

2024年03月05日

（つづき）　

到着機の遅れなどで20分ほど遅れたものの、搭乗は無事開始され、「飛んでしまえばきっと着陸してくれる。ただ、欠航になる直前に出発した午前中の羽田発・旭川行きは2時間ぐらい遅れて着陸してたから（着陸タイミングを探して旭川上空を旋回してたのか）、雪の状況次第ではそれぐらいは覚悟しなきゃならないかも・・」なんて思いながら飛行機に乗り込みました。

が、動き出してからまもなくして飛行機は停止してしまい、滑走路に向かうのをやめてしまいました（すなわちまだ離陸する前です）。そしてまもなく機長から次のようなアナウンスが・・・　「みなさま。旭川空港が雪のためやはり着陸できないと判断し、当機は運行取りやめとなり欠航が決まりました。大変申し訳ありませんが、これからブリッジへ引き返します」

私もこの10数年、飛行機にはけっこう乗ってますけど、こんなことは初めてかもしれません（あ、だいぶ前、旭川空港でいったん飛行機に乗り込んだ後に機体のトラブルで降ろされたことはあったか）。そしてこの日の羽田空港滞在時間もひょっとすると私の新記録だったかもしれません・・・　目がかゆいのとくしゃみと鼻水が出るのを我慢し、疲労困憊でこの日はいったん宿へ戻りましたが、旭川空港では結局この日の午後以降の便がすべて欠航になってしまいましたから、別の便への振り替えを求める乗客で他の飛行機も混雑し、振り替え便を予約するのも簡単ではありませんでした。が、幸い、私は翌日の朝の便が取れまして、また翌日曜日の旭川は晴れてくれたので、この朝便も無事時間通りに旭川へ着いてくれました。到着した旭川空港では前日東京に行けなかった多くの乗客で見たことがないくらい混雑してましたけどね。

3月のあたまにまさかこんな大雪になるとは思いませんでしたが、それにしても今年は大当たりの年です。今シーズン、こんなことはもうこれっきりにしてほしいですけどね・・・

あ、それともちろん、旭川空港の駐車場に停めてあった私の車は雪のオブジェになってましたので、旭川に無事帰れはしましたが車の除雪という懲役作業は免れられませんでした・・・

（おわり）

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