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途上国型経済?(その1)

2024年03月07日

昨日のブログで、円安のせいで、海外からの観光客向けの国内ホテルもiPhoneのような輸入品もすっかり高くなった、という話題を書きましたが、最近、海外へ「出稼ぎ」に行く日本人も増えているんだそうです。

一定の年齢を対象にしたワーキングホリデー(ワーホリ)という制度がありますが、日本との間でこの制度を持ってるイギリスでは昨年、日本からのワーホリ利用者の受け入れ枠を4倍に拡大したそうです。ワーホリはもともと若者の文化交流を目的としているそうですが、行った先での就労も可能なので、安い賃金(イギリスからみれば)で働いてくれる日本人労働者が欲しいイギリスと、日本で働くよりも圧倒的に高い賃金が得られるイギリスのような外国で働きたい日本の若者の思惑が合致して、利用者が増えているといいます。しかもこの制度は数年内には日本に帰国しなければならないので、イギリスにとっては移民になる恐れもないというメリットもあるそうです。

現在、日本以外の多くの先進国ではその国の最低賃金であっても日本の1.5倍から2倍の給料がもらえるといいますが、でも、外国へ出稼ぎに行くなんて発展途上国の人がやることだと思ってましたけど、日本って発展途上国でしたっけ・・・?

(つづく)

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