PERFECT DAYS は残念でしたが
2024年03月12日
アメリカの映画界でもっとも権威のあるアカデミー賞で、日本映画の「ゴジラ-1.0」がノミネートされていた視覚効果賞を受賞、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を受賞しました。国際長編映画賞にノミネートされていた役所広司さん主演の「PERFECT DAYS」は残念ながら受賞を逃し、カンヌ映画祭に続く受賞(カンヌでは役所さんの主演男優賞)とはなりませんでした。
「ゴジラ・・」が受賞した視覚効果賞は、「ミッション・インポッシブル/デッドレコニング」(同シリーズの最新作)や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」といった大作が競争相手としてノミネートされてた中での受賞でしたからこれはすごいことです。また、「君たち・・」は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が21年前に同賞を受賞して以来、宮崎さんとしては2度目の受賞になるということですからこちらもすごい。いずれも私はまだ観てないんですが、機会をみてこのブログの「映画雑感」で取り上げましょう。
「PERFECT・・」が受賞を逃した国際長編映画賞は外国語による映画の作品賞に相当するんでしょうか、直近だと2022年に日本の「ドライブ・マイ・カー」が受賞して話題になりました。ただ、88か国の代表作品の中からノミネートされたのはたったの4作品だったそうですから、ノミネートされただけでもすごいことなんですけどね。