金利はいよいよ上がるのか

2024年03月19日

今朝の日経新聞一面の記事は、「日銀、大規模緩和解除へ」でした。7年ぐらい続いているマイナス金利を改め、17年ぶりの利上げに踏み切るなど、大幅な金融政策の転換が今日の会合で決まるようです。

では、金利が上がるとどうなるか、ということですが、借入金の利息も上がりますから、一般的には銀行などからお金を借りづらくなります。そうすると、企業などの設備投資が減り、借金をして買う家や車も買いづらくなりますので個人消費も減って、物価は下がり、景気を抑制することになると言われてます。

一方で、金利の引き上げは円高につながると言われてますので、輸入品などの価格も下がる可能性があります。また預金の金利も上がりますので投資や運用にもメリットが出るようです。ただ、金利の引き上げによって企業の株価は下がる可能性があるため（設備投資の抑制や売上の減少、輸出企業の業績悪化など）、株の運用では注意が必要かもしれません。

といった、私たちの生活にも影響が大きい金利の引き上げですが、今の日本の経済状況ではたしてこれが吉と出るのか、それとも・・・

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