富良野が全国1位!
2024年03月28日
一昨日、1月1日時点の公示地価が発表されました。土地は一般に「一物三価」とも言われ、公示地価の他に、毎年7月に発表される「路線価」と、3年に一度見直しされる「固定資産税評価額」という評価額があり(これに「実勢価格」や「基準値標準価格」を加えて一物四価や一物五価と言われることもあるそうですが)、路線価は公示地価のおおよそ8割、固定資産税評価額は公示地価のおおよそ7割程度となってるようです。
で、今回発表された公示地価の昨年比でみた上昇率の全国上位10番目までに、なんと北海道のエリアが住宅地で4箇所、商業地で3箇所もランクインしたんだそうです。商業地では半導体のラピダス進出が決定した千歳市が全国3位の上昇率、そして住宅地では外国人観光客が増え、別荘の建設なども進む富良野がなんと全国1位!になったそうです。なお、下落率では夕張市が全国2位、深川市が全国7位だったそうで、同じ北海道でも二極化が進んでいるようです。
最近、温暖化の影響か、ニセコの雪質が落ちてるというウワサもあり、パウダースノーの富良野や旭岳のスキー場が海外の観光客に大人気だそうですが、第二のニセコなんてことも言われ始めてる富良野が、以前にこのブログで書いたように本当の第二のニセコになっちゃうのか、ちょっと心配です・・・(3月8日のブログ「途上国型経済?(その2))
そういえば最近、旭川~東京間の飛行機に外国人(白人で、しかも冬でもTシャツ姿の・・)観光客が増えてきたなーと思ってましたが、富良野や旭岳に行ってる人が多いんですね、きっと。