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500年後は全員、佐藤さん?

2024年04月02日

昨日の新聞に、結婚時に夫婦どちらかの姓を選ぶ現行の制度を続けると、500年後の西暦2531年には、日本人の名字がみんな「佐藤」になる可能性があるという試算結果を東北大学の教授が公表した、という記事が出てました。これは、選択的夫婦別姓制度の実現を目指す一般社団法人のプロジェクトの一環なんだそうですが、この試算では、仮に選択的夫婦別姓制度を導入しても、1280年後の西暦3310年にはみんな「佐藤」になっちゃうそうですから、日本人は結局は佐藤さんに集約されちゃうんですね・・・(環境破壊や核戦争などで人類が死滅したりせず、さらには少子化で民族そのものの存続が危ぶまれてる日本人という種族が1280年後も残っていればですけど・・・)

これは言うまでもなく、日本人で最も多い名字が佐藤さんだからですが(184万人)、わりと僅差で2番目に多い鈴木さん(178万人)も佐藤さんに駆逐されてしまう統計(確率、数学?)的なメカニズムは私にはよくわかりませんけど、なにしろ佐藤さんは強力なんですね。

選択的夫婦別姓制度の是非については、私自身は特に意見は無いんですが、NHKで現在放送中の大河ドラマの登場人物(の貴族)の名字がみんな「藤原」になっててわかりづらいですから、名字はやっぱりいろいろあったほうがいいな、とは思いますけどね。

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