F1でも日本人が活躍
2024年04月10日
アメリカ・メジャーリーグで大谷選手や日本人選手の活躍が連日報道されてますが、先週末に三重県の鈴鹿サーキットで行われた自動車レースのF1でも日本人が活躍しました。自動車レースの最高峰であるF1ドライバーは現在、世界でたった20人しかいないんですが、その中に日本人選手が1人だけ、角田裕毅という23歳の若者がいます。
車という道具を使う自動車レースでは、ドライバーの技量以上にその車の性能がモノを言うんですが、角田選手が所属する下位チームの車では、トップチームのどこかにトラブルでも無い限り、車の性能差をひっくり返して10位に入るのはかなり可能性が低い、と言われる状況にあります。
そんな状況で行われた先週末の母国・鈴鹿サーキットでのレースでは、トップチームの車がすべてが完走する中、角田選手は10位に入りました。これはすなわち、トップチームの1台を角田選手が性能の低い車で逆転したわけで、これには海外からも称賛の声が上がり、鈴鹿以前に行われた今シーズンのレースでの角田選手の活躍と合わせて、近い将来、トップチームのドライバーになるのでは? と最近は言われ始めました(トップチームのドライバー達はこうして性能の良い車を手に入れていくわけですけど)。
ヨーロッパのスポーツであるF1では人種的な差別感情も無いことはないと聞きますが、そうした逆境をはねのけて、日本人初(というかアジア人初)のトップチーム・ドライバーに昇格できるかどうか、私自身はかなり注目してます。が、昔フジテレビで放送してたF1は現在、有料配信でしか見られなくなっててその料金も安くはないもんですから、いつも結果だけをウェブなどで見てるだけですけど・・・