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映画雑感 vol.103

2024年05月10日

そういえばこの映画雑感では、クエンティン・タランティーノ監督の作品を取り上げたことがなかったかもしれません。この人の映画はバイオレンスが若干キツイところはあるんですが、映画好きにとっては気になる監督さんで、熱狂的なファンが多いことでも有名な監督さんです。で、今回はこの監督さんの2作目の作品である「パルプ・フィクション」を取り上げましょう。公開は1994年です(もう30年も前になるのか・・・)

ストーリーは、若い不良カップルがレストランで強盗をしようとするんですが、その店内にギャングの殺し屋2人が客として偶然居合わせて・・・ というもので、この殺し屋たちの物語が別の時間軸で挿入されたりして話が行ったり来たりしつつ、最後は「なるほど」となります。殺し屋を演じるのは名優ジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソン。そのほかにも、ユマ・サーマン、ティム・ロス、ハーヴェイ・カイテル、クリストファー・ウォーケン、ブルース・ウィリス(!)といった名だたる有名俳優さんが多数出演してるんですが、タランティーノ監督作品にはハリウッドの有名俳優さんたちが出演したがることでも有名だそうです。

タランティーノ監督自身がかなりの映画オタクで、しかも、日本映画や日本アニメがお気に入りなんだそうです。この映画にもそうしたシーンがあるんですが、次回の映画雑感ではさらに日本映画愛があふれたタランティーノ監督の別の作品を取り上げましょう。あ、なお、この「パルプ・フィクション」はカンヌ映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞した他、アカデミー賞などいろいろな賞を受賞した作品なんですが、そんな格調の高さはなく(むしろ逆・・)単純に面白い映画ですよ。

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