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時間の経過を早く感じるのには科学的な根拠が

2024年05月15日

昨日のブログで、時間の経つのがますます早く感じられるようになってきた、という話題を書きました。で、実はこれについては実証心理学という自然科学の分野でその科学的な理由について研究されてるんだそうです。

時間の経つのが早く感じられるようになる原因は実際の時間の経過と人間が脳で感じる時間の経過にズレがあることなんだそうで、その最大の理由は脳から発信される神経信号の数なんだそうです。たとえば体の代謝機能が活発だと脳から発信される信号の数も増え、短時間でたくさんの信号が体に蓄積される結果、実際の時間の経過がゆっくり感じるんだそうです(こんなにたくさんのことを経験したのにまだこれしか時間が経ってないんだといった感覚ですかね?)。逆に、代謝機能が落ちると発信される信号の数も減り、時間の経過が早く感じられるんだそうです。また、新しいイベントがある場合も脳からこの信号が発信されますが、歳を取れば取るほど新しい(と脳が感じる)イベントがなくなって信号の数が減り、結果的には時間の経つのが早く感じられるようになるんだそうです。子供のころは体の代謝機能も活発で、毎日が新しいことの連続なので時間の経つのが遅く感じられる一方、歳を取れば取るほど早く感じるのはこうした理由なんだそうです。

なので、運動をするなどして体の代謝機能を上げたり、新しいことにチャレンジし続けたりしてると、歳を取っても時間の経過をある程度遅く感じるようにすることはできるみたいですよ。

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