これは不動産バブルの再来?
2024年05月29日
全国の新築マンションの価格はこの10年でなんと2倍に高騰しているそうで、特に首都圏では平均価格が1億円を超え(!)、一般の人には高すぎて買えなくなっていると話題になってます。少し前まで1億円以上するマンション(億ション)といえば高級マンションの代名詞でしたが、首都圏ではいまや「普通の」マンションになってしまってるんだとか・・・
なぜこれほどマンション価格が高騰しているのかについて、先日、テレビで特集番組をやってましたが、理由のひとつは資材や人件費の高騰だそうです。まあ、これは最近の世の中の状況をみれば理解はできますが、問題は別の理由として挙げられていた、短期的な転売による売却益の獲得を目指すいわゆる「投機マネー」の存在だそうです。転売して儲けるためだけにマンションを買いますから実際に人が住むこともなく、本来であればそこに住みたい一般の人たちが排除されてしまうことになります。実はこうした動きは30年以上前のバブルの時代の不動産にもみられたことで、その後どうなったかはある年齢以上の日本国民ならみんな知ってることです。
現在、旭川の中心部で建設中の旭川初のタワマンも最も高い部屋はなんと3億5,000万円(!)もする「億ション」だそうですが、旭川のマンションで3億円を超えるなんて、普通に考えるとこれはもうバブルじゃないのかって思ってるのは私だけかな・・・? バブルはいずれはじけることはもう十分学んだはずなんですけどね・・・