新紙幣発行はキャッシュレス推進のため?
2024年06月03日
来月の7月3日にせまっている新しいお札の発行ですが、一般的に、新紙幣の発行は偽造防止などを直接の目的とすることが多く、今回、20年ぶりに新しくなる紙幣にも最新の偽造防止技術が反映されてるそうで、この目的はもちろんあるそうです。が、それ以外にも、高齢者を中心に自宅でタンス預金となってる旧紙幣が新紙幣に交換される機会をきっかけにキャッシュが市中に出回るようになって景気対策になるとか、ATMや自動販売機などを新紙幣対応に改修したり交換することによる特需をねらっているとも言われてます。
で、それ以外に言われてる目的で意外だったのが、今回の新紙幣の発行がキャッシュレス化を進めるきっかけになる、というものでした。国は現在キャッシュレス化を進めようと躍起になってますが、それならなぜいまさら新紙幣を発行するのかとも思いますが、上で書いたように、新紙幣に対応するためには自販機や食券機などを改修する必要があり、そこにお金を使うぐらいならいっそキャッシュレス化の方にお金を使おうと考える業者がそれなりに出てくると考えられてるからだそうです。
今回の新紙幣発行の最大の目的は実は日本のキャッシュレス化を進めること、という意見に妙に納得しちゃいました。