初老ジャパン(笑)
2024年07月30日
昨日も体操、スケボー、柔道と日本のメダルラッシュだったパリ・オリンピックですが、大会前にはほとんど注目されてなかった(たぶん)馬術の団体で日本が銅メダルを獲りました。馬術で日本がメダルを獲得するのは1932年のロサンゼルス・オリンピック以来、なんと92年ぶりの快挙だったそうです。
その92年前の大会で金メダル(!)を獲ったのは西 竹一(にし たけいち)さんという方で、男爵の位を持っていたことから「バロン西」として有名だった方です(私と同じ苗字ですが、たぶん親戚ではありません・・)。バロン西さんは日本の旧陸軍軍人で1945年に硫黄島の激戦で戦死されたんですが、クリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」では伊原剛志さんが演じてました。私はこの映画を見て初めてこの方を知ったんですが、今回の快挙でにわかにバロン西さんにも注目が集まってるそうですよ。
今回の馬術チームメンバー4人の平均年齢は40歳超で、ご自分たちのことを「初老ジャパン」と呼んでいるそうですが、秀逸な命名に思わず笑っちゃいました。それにしても92年ぶりというのはすごいことです。