西俊輔の「毎日楽しく」

2019年9月号(Vol.169)

先日、ゴルフの全英女子オープンに初出場で初優勝して、一躍時の人となった渋野日向子さんのニュースはみなさんご存知ですよね?

プレッシャーのかかる場面でも常に笑顔を絶やさず、試合中でも対戦相手のプレーを拍手で称える人柄の良さに、海外のメディアは「スマイリング・シンデレラ」(あるいはスマイル・シンデレラ)と呼んで絶賛しているそうです。

プロなら誰もが目指すメジャーと言われる大会で日本人が優勝するのは、樋口久子さん以来なんと42年ぶりの快挙だったそうですが、さらには渋野選手、昨年プロテストに受かったばかりの実質プロ1年目の選手だったというから、こちらも驚きでした。

観客の応援と笑顔が力になったとインタビューで答える優勝選手はたくさんいるそうですが、選手自身の笑顔が観客までも笑顔に変えて、それによって観客を味方につけてしまう渋野選手のようなタイプは、これまで見たことがない、と海外メディアも驚いているそうです。

 そんな「スマイリング・シンデレラ」の渋野選手、実はもともと感情が表に出やすくイライラするタイプなんだそうで、満足のいくプレーができないとすぐに表情に出てしまい、そうした態度がさらにプレーの質を落としてなかなか結果を出せない時期が続いたそうです。

特にメンタルが重要と言われるゴルフですから、その時々の指導者から、そういう態度ではダメだと指導されたり、陸上選手だったご両親からも、いつも笑顔でね、と言われ続けた結果、今の渋野選手につながっているそうですね。

実際、笑顔でいることは精神的にはもちろん、身体的にも良い影響があることは科学的にもわかっているそうですが、それがわかっていても、普通はなかなかできないものですよね・・・。

言葉の重要性ということをおっしゃる有名経営者の方は数多くいます。

愚痴や泣き言、人の悪口などのネガティブな言葉を発していると、人生そのものがそういう方向に行ってしまうので、心の中はどうであれ、口から出す言葉を感謝や褒め言葉など、ポジティブなものにするようにすると、人生そのものが好転し、やがては心もそうなっていくと言われているそうです。

今回の渋野選手の活躍によって、「良い言葉」に「笑顔」が追加されるようになるのかもしれませんが、もしかしたら、良い言葉を話していれば自然と笑顔になるのかな?

一覧に戻る