西俊輔の「毎日楽しく」

やはり毎日を大切に

先月号の記載には間に合いませんでしたが、元日に起きた能登の地震と、2日に起きた羽田空港の衝突事故には驚きましたね。

ふだん、羽田空港をよく利用する私にとっても今回の事故は他人事ではなく、なにが原因だったのかが気になってずっとニュースを追いかけてみてましたが、この原稿を作成している時点ではフライトレコーダーの解析結果などがまだ公表されていないため、最終的な結論は出ていません。すでに公表されている事実からすると、6人の搭乗者のうち5人が亡くなってしまった海上保安庁機側が管制官の指示に反して滑走路に侵入したことと、管制官がそれに気づかなかったことが事故の原因で間違いはなさそうです。

ただ、この結論を確定させるのに時間がかかっているのは、空港の管制を管轄しているのが国土交通省で、海上保安庁機はその名の通り海上保安庁の管轄ですから、国土交通省と海上保安庁とで責任のなすり合いをしているからだという雑誌の記事も目にしました・・・。いかにもありそうなことではありますが、とにかく、こうした事故が起きないための対策だけは早めに整えてほしいものです。

そして能登の地震ですが、こちらは大変な被害が出た地震になってしまいました。犠牲者の数こそ約30年前の阪神淡路大震災よりずっと少ないですが、地震そのもののエネルギーは阪神淡路の3倍ぐらいあったということですから、いかに大きな地震だったかということになります。この原稿を書いてる時点ではまだ被害の全貌がわかっていませんが、ニュースで被害に遭われた方々をみていると本当にいたたまれない思いです。

飛行機の事故にしろ、能登の地震にしろ、飛行機の乗客や能登の住民の方々にはなんの責任もなく、誤解を恐れずに言えば運が悪かったということしかありません。耐震性の高い住宅に住むとか、ふだんから地震や事故に備えた生活を意識して必要な行動を起こすとか、理屈ではまだできることはあったのかもしれませんが、それぞれに事情もあり実際には限界があります。

人間にできることは最善を尽くして実行し、あとは天の意思にまかせるという「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、人事を尽くしたかどうかはともかく、人生では天命を待つしかない場面が数多くあります。

そう考えると、いつも同じ結論になってしまいますが、やはり、いつ何が起きても悔いのないよう、毎日を大切に生きることしかないのかな、ということを今回の事故や震災をみてあらためて思いました。みなさんはどう思いますか?

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